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タイECの事業者全てが赤字に苦しむ状況【タイ:EC】

タイ国内のオンライン小売業者の競争は激化しています。
販売価格を引き下げて割引を提供することで利益を犠牲にし、
損失を軽減するために輸送補助金を削減するなどの方法を
とっています。

中国に本拠地を置くアリババ傘下、東南アジア電子商取引
部門であるラザダ・タイランドは、オンラインから
オフラインへの戦略の一環として最初の「オフラインショップ」
を開くことも検討しています。

タイ国内経済の低迷にもかかわらず、
同国内のオンライン小売業は毎年2桁成長を続けています。
しかしまだタイ小売業総支出の3%しか占めておらず、
潜在性はまだあるとみられています。

2019年6月時点で、ラザダ・タイランドはタイ人の
購買傾向として主に月曜日の午前10時~11時の間に
買い物をしており、LAZADAアプリに1日平均10.3分を
費やしているとしています。

前年同期と比較して2019年上半期に月間ユーザーが
58%増加し、日次ユーザーが69%増加しました。
同社サイト内の売上は68.3%増加しました。

同サイト内で最も売れた製品は携帯電話・スマートフォンと
婦人服でした。
2019年下半期には、携帯電話、婦人服、紳士服、おむつ、
補助食品がトップセラーになると予想しています。

LAZADAグループは2030年までに東南アジアの3億人の
顧客にサービスを提供する予定です。
2019年時点でこの地域では1億7000万のモバイルアプリ
ダウンロードがあります。
LAZADAは2018年初頭から1秒あたり100,000注文という
大量のトランザクションをサポートできるアリババ社の
技術を使用し、また、人工知能を使用してフェイク・
偽物製品をチェックしています。

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