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ASEAN最新動向

Latest trends in ASEAN

アセアン地域で変化する医療ニーズ【ASEAN各国:医療・ヘルスケア】

東南アジアの医療システムは、ますます増加する人口と、
変化するニーズを満たすための解決策に苦戦している状況に
あります。
今後、ITテクノロジーや医療・ヘルスケア関連の
スタートアップが、費用対効果が高く高品質で便利な
医療行為を提供する上で重要な役割を果たすと
期待されています。

シンガポールやバンコクなどには世界クラス・先進国レベルの
病院があります。
しかし、ASEAN地域約6億3000万人の中の多くにとって、
医療施設は混雑し自己負担額が高いのが特徴です。
この問題は、高齢化社会の到来と慢性疾患の長期ケアの
必要性が増すにつれて悪化しています。

多くの患者は3時間の待機後に3分間の医療ケアを
受けられるのみとなっています。
そのためIT技術やスタートアップによる革新的なサービスは、
ASEAN医療市場で効率性を最大化するための鍵であると
しています。

経済的発展にともない各国の平均寿命も延びています。
しかし、糖尿病やアルツハイマー病などの長期的ケアが必要な
有病率と組み合わさると、既存の健康インフラストラクチャに
大きな負担がかかります。

ASEAN地域は多くの重要な医療レベル指標で世界平均を
下回っています。
フィリピン、ミャンマー、タイ、ベトナムの4カ国では、
1,000人あたり医師が平均0.8人しかおらず、世界平均(1.5人)
およびシンガポール(2.3人)よりも非常に低くなっています。
また、世界の医療費支出自己負担比率平均19%と比較して、
2019年現在のASEAN主要5カ国の医療費自己負担比率は44%と
なっています。

慢性疾患の治療費は公共医療費の増加を上回る可能性が
高いため、患者は医療費に対してさらに多くの責任を
負うようになります。
プラス面としては、各国の強力な経済成長が中産階級の
規模と富を押し上げ、彼ら自身の医療費を支払う余裕が
出始めているところです。

しかし、この地域の既存のインフラストラクチャは、
広範囲にわたる慢性疾患への大きな転換に備えていないため、
住民は治療のためにより多くの費用を必要としています。

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