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タイの建設・ホスピタリティ事業大手イタルタイ・グループ事業拡大【タイ:ホテル・自動車・建設】

タイで最も古い建設・ホスピタリティ事業大手の1つである
イタルタイ・グループ(未上場)は、海外ホテルを
フランチャイズ化し、別分野では電気自動車(EV)に
進出することによりビジネス成長を目指しています。

同グループ最高経営責任者Yuthachai Charanachitta氏は、
タイ国内のEV市場に関して中国の電気バスなどの世界的な
トレンドに合わせて事業を多様化することにも関心があると
しています。

同社はオリエンタル・ホテルのような高級ホテルから
4つ星のAmari、Onyx、Ozoまで複数のブランドを
管理しています。
しかし今後も低予算ホテルセグメントに参入する
計画はないとしています。

一方でスリランカ、マレーシア、中国、オーストラリアなど
新たな10ホテルで海外に拡大し、高成長、人口増加の海外国を
狙うとしています。

同社は海外パートナーと協力し、同社の持つホテル・
ホスピタリティグループのブランドを通じて
合計20のホテルブランドを展開しています。
2020年は海外および国内市場向けのホテル・
サービスアパートメント事業に約10億バーツを
投資する予定です。

また2019年度はホテルとリノベーションプロジェクトの
ために、50億バーツの予算を準備しました。
2019年時点でタイ、中国、スリランカ、モルディブ、
マレーシア、ラオス、バングラデシュで8,000室の50の
ホテルを運営しています。

イタルタイ・グループはタイで最も権威のあるホテルの
1つ、マンダリンオリエンタルバンコクの株主です。
ホスピタリティ、ライフスタイルセグメントが売上の
40%を占め、建設機器、建設・エンジニアリングサービスが
60%を占めるとコメントしています。
世界的な景気減速の影響のため、2020年のグループ
総売上予想は150億バーツ、2019年予測と同額になると
しています。

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