タイ 自動車

ギリシャの救済を目的とした融資に対してギリシャが実行出来ない観測と出来る
観測が錯綜していて東南アジアの株価の動きも左右されています。

日系自動車各社が2011年の「タイ産マーチ」の動きを見て次々とタイへの生産
切り替えと逆輸入を進めています。 

●スズキ自動車

スズキ自動車は2014年をめどに、タイ工場(ラヨーン県)で低価格小型車「Aスター」
の生産を始めます。
年間の生産台数は約70000万台の見込みです。
Aスターは現在、インドの子会社のみで生産しているが、全面改良を計画する2013年末
以降、タイをはじめとする新興各国で生産開始。
スズキ自動車は2012年3月にラヨーン、イースタンシーボード工業団地内に工場を取得し
タイで同社初となる4輪車工場を稼働し、小型車「スイフト」の生産を計画しています。
Aスターの投入によりタイ工場の年産台数を総生産台数10万台まで引き上げる計画です。

●日野自動車

日野自動車はトラックの開発・部品調達拠点を2012年度にもタイに設置します。
タイとインドネシアに展開する主力生産拠点向けの開発・調達機能として
東南アジアの中心にします。

日野自動車が海外に開発・部品調達の拠点を設立するのは初めてになります。
アジアの新興国ではトラックの需要が拡大する一方で、欧州、韓国、中国の車メーカー
との競争が激化しているため日野は開発と調達を現地化することで勝ち残りを図ると
しています。

●三菱自動車

三菱自動車は、オランダの子会社「ネザーランド・カー」(ネッドカー)での生産を
2012年末で終了すると発表しています。欧州債務危機の影響で欧州市場は新車販売の
低迷が予想され今後は新興国を中心に経営資源を集中させるとしています。

タイでは小型低燃費の新型『ミラージュ』をレムチャバン工業団地で生産を開始する
予定です。
ガソリン1リットル当たり30キロの低燃費を目指すとしています。

ダイハツ工業も2013年で新車販売から撤退を発表しています。
円高・ユーロ安など経営環境は厳しさを増し、市場低迷が続けば日本メーカーの
欧州撤退の動きが進んでいます。