エアアジア、シンガポールで宅配サービスを開始【シンガポール:アプリ】
デジタルプラットフォームのエアアジアは2月、
シンガポールでデリバリーサービスを開始し、
低コストでオンデマンドのシンガポール国内のデリバリーを
シンガポールのユーザーに提供します。
エアアジアはThe Straits Times紙に、航空券やホテルの予約、
フードデリバリーの注文ができるモバイルアプリケーション、
エアアジア・スーパーアプリに新たなサービスを追加することになったとしています。
「パンデミック後の復興を進める中で、
これまでオンデマンドの配送サービスに頼っていた方々も、
エアアジア・エクスプレスの効率的でお得なサービスを
評価していただけると信じています」
エアアジア・エクスプレスは、ニンジャバンやララムーブといった
大規模なラストワンマイルデリバリープロバイダーがすでに支配している、
競合他社の多い物流市場に参入することになりました。
エアアジア・エクスプレスの配送サービスは、
Capital Aの物流ベンチャー子会社であるTeleportによって運営されます。
旧エアアジア・グループとして知られるCapital Aは、
格安航空会社エアアジアも所有しており、
2020年10月には約5100万人のユーザーがいる
エアアジア・スーパーアプリを立ち上げています。
経営コンサルティング会社McKinsey & Companyによると、
アジア太平洋地域の電子商取引物流市場は、
2020年から2025年にかけて約1650億ドルの成長が見込まれています。
エアアジア・エクスプレスの顧客は、
バイクや自動車を使った即時配達サービスにより、
小包や書類を1時間以内に届けることが可能になるとしています。
近い将来、4~6時間以内の配達も可能になる予定です。
エアアジア エクスプレスは、シンガポールのほか、ジョホールバル、
ペナン、イポーを含むマレーシアの7都市で運行しています。
また、タイのバンコクでも利用可能です。
この記事へのコメントはありません。