タイ証券取引所上場企業の不動産開発企業サイアミーズ・アセットSiamese Asset(SA)は、リスク軽減のための戦略的計画として2022年から2026年にかけて、食品、ウェルネス、スパ事業の拡大に15億バーツを投資する予定です。

年間3億バーツは主にバンコクと郊外にクラウドキッチンをオープンするために使用され、クラウドキッチンへの投資は、サイアムアセットの100％子会社であるハイブリッドキッチン社を通じて行われます。

同社はパンデミックを契機に、2021年後半からサトーン、ラムイントラ、スクンビット・ソイ48地区の食品事業者にクラウドキッチンのサービスを提供し、同市場での新たなビジネスチャンスを探っています。

さらにサイアミーズ・アセットは2022年、344の飲食店に86台のクラウドキッチンを提供予定です。
2026年までに合計494台のクラウドキッチンを用意し、1,976もの飲食店を顧客とすることを目標としています。

各スパ＆ウェルネスセンターには、1,000万バーツの投資が必要で、同社は1店舗あたり年間1,000万バーツの売上を見込んでいます。
2026年までにウェルネスとスパの支店を合計10店舗にすることを目標としています。

このような事業計画により、サイアミーズ・アセットの総売上は、2022年の推定45億～49億バーツから、2026年には100億バーツに達する見込みです。
総売上100億バーツのうち、90％は不動産事業から、残りの10％にあたる10億バーツは、クラウドキッチン事業による5～6億バーツを含むその他のベンチャー企業からもたらされる予定です。
サイアミーズ・アセット(SA)社の2021年の業績は売上24億4100万バーツ、純利益1億4600万バーツでした。