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ホームファニッシング・ブランド、イケアがバンコクに都市型店舗をオープン予定【タイ:小売】

スウェーデンのホームファニッシング・ブランドであるイケアは、2023年末までにバンコクに東南アジア初の都市型店舗をオープンする予定です。
IKEA Thailandによると、同社はスクンビット通りに初の都市型店舗をオープンするため、複合商業施設EmSphereの3階に1万2000平方メートルを25年のリース契約で借りたとコメントしています。

同社では、スクンビット通りは、地元だけでなく外国人のお客様にも広く知られている象徴的な地域であることからこの場所を選んだと述べました。
また、スクンビットはBTSやMRTが徒歩圏内にあり、半径5キロメートル以内に30万世帯が居住している、IKEAは多くの人にとって非常に身近で、よりアクセスしやすい場所になり、世界有数のビジネスとライフスタイルの発信地である同地区を強化するだろう、としています。

IKEA Sukhumvitでは、200名の従業員を雇用する予定で、バンヤイとバンナーにある既存店舗と同様に、ルームセット一式、マーケットホール、セルフサービスカウンター、IKEAレストランを提供する予定です。
イケアによると、シティストアのコンセプトは2017年に開始され、パリ、ウィーン、上海などの拠点で圧倒的な反響を得ました。

シティストア・コンセプトは、イケアが世界各地に新たに展開するための重要な戦略です。
サムットプラカーン県とノンタブリ県のバンヤイでは、IKEAは10%の家具マーケットシェアを占めていると同社はコメントしました。
バンコクでは、バンコク中心部の買い物客からの家具販売シェアは5%にとどまっており、スクンビットに新しいシティストアをオープンした後は、シェアを倍増して10%にすることを目標としています。

IKEAは2011年にタイに進出しました。
2022年現在、タイにはBang Na、Phuket、Bang Yaiに店舗があります。
IKEA Sukhumvitのほか、チェンマイやナコンラチャシマなど、いくつかの県に新たなIKEA店舗の立地の可能性があると同社は見ています。
また、プーケットの店舗も拡大する予定です。

実店舗に加え、同社は2017年からオンラインの機会も探っています。
同社のオンライン売上は、パンデミック前の15~17%から、現在では23~25%を占めています。

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