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タイ国営石油PTTが医薬用品の生産を計画【タイ:医薬品】

タイ証券取引所(SET)に上場している、国営石油・ガス複合企業PTT社(PTT)は、石油化学メーカーやプラスチックメーカーとの新たなパートナーシップのもと、特に高齢化社会で需要が高まっている医薬用品の生産に乗り出す予定です。
同社は、子会社IRPC社を通じて、PTTのバイオテクノロジー部門であるInnobic(Asia)CoおよびPanjawattana Plastic Co(PJW)と、製品の設計・開発、国の規制、長期ビジネスモデルを含む新規事業の実現性についての共同調査を行う覚書(MoU)に調印しました。

両社は、タイを含む多くの国が高齢化社会に突入し、非伝染性疾患と戦っていることから、新たなビジネスチャンスを掴みたいと考えており、最初の製品は2022年内に発売される予定です。
PTTの革新・新規事業担当上級副社長であるBuranin Rattanasobat氏は、このMoUはタイを医療ハブにするという政府の政策に沿ったものだと述べています。

現在、世界市場における医療用使い捨て製品の需要は毎年4~6%増加しており、その市場規模は5,000億米ドルに上ると言われています。
タイでは、この分野の年間市場規模は500億バーツで、その8割以上が輸入品となっています。
医薬用品を販売することで、ポリマーやプラスチック材料の価値を5~10倍高めることができ、そのためには強力な研究開発と優れたマーケティングが必要だとしています。

子会社のInnobicは、第三者割当増資により栄養補助食品の会社Inter Pharma(IP)社の株式を取得し、2022年5月に20%の株式を確保するに至りました。
この投資により両社の強みが相乗効果を発揮し、ライフサイエンス分野でより良いビジネスチャンスを得ることができるとしています。

PTT社(PTT)の2021年業績は、売上2兆2877億5800万バーツ、純利益1083億6300万バーツでした。

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