サイム・ダービー・グループの農園部門、サイム・ダービー・プランテーションは
フランスのラングドック・ルシヨン地方に植物油加工プラントを建設する計画を
明らかにしました。

計画が承認された場合は2013年末までに工場建設が終わり、事業を開始する計画に
なっています。

植物油加工プラントでは南ヨーロッパ、北アフリカで需要が高まる食用植物油の
加工を行います。
モハメド・バッケ最高経営責任者（CEO）は、フランスにおける植物油加工プラント
への投資に関して、事業戦略的にも有利な地域、場所にあるとしていて、
パーム油農園開発を行っている北アフリカのリベリアにも近く、原材料の供給の面でも
有利であるとしています。

またサイムダービーでは医療機関の経営もしています。
http://healthcare.simedarby.com.my/
国際機関の標準スタンダードを示す、JCI認証も取得しています。

Sime Darby Healthcare – サイムダービーヘルスケアは1985年に開業しています。
Sime Darby Medical Centre Subang Jaya (SDMCSJ）として展開していて、
クアラルンプール国際空港から30分の位置にあり、海外からの治療者も増加しています。
393のベッド数、93のクリニック、14の手術室があります。

SIMEサイム・ダービー（Sime Dirby）はマレーシア複合企業で、
売上 32,951M　RM　（およそ1兆円）
純利益 854M　RM　（およそ270億円）規模になっています。