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ASEAN最新動向

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中国第2位のオンライン・オフライン小売業、JD.com(京東商城)

中国で第2位規模のオンライン・オフライン小売業者、
JD.com(京東商城)のローカル部門であるJD.idは、
より効率的なサービスを顧客に提供するため、2018年は
インドネシア全国に約3~4の倉庫を建設する予定です。

倉庫を増やすことで製品・商品・荷物の納品時間を短縮し、
より良い価格設定とサービス提供ができるようになると
予想しています。

2017年12月現在、JD.idは1,400人以上の従業員を
雇用しており、その大半は倉庫や物流部門で働いています。

JD.com(京東商城)はインドネシアにPT Jingdong
Indonesia Pertama社を設立し、ジャカルタで5つの倉庫、
東ジャワ州スラバヤ、東カリマンタンのポンティアナック、
北スマトラ州のメダン、南スラウェシのマカッサルでも
倉庫運営しています。

同社ではインドネシア展開は大きな可能性があると
分析していて、成長率の高い若年層を取り込む戦略を
掲げています。
まだEコマース普及率が3%を下回るものの、
ショッピングやエンターテインメントについて
インターネット利用してニーズを満たす傾向があり、
高い可能性があるとしています。

JD.com(京東商城)は近年、アセアン各国への投資を
積極化しています。
2017年7月:インドネシアのホテル・フライト予約
プラットフォーム運営Traveloka社に出資。

2017年8月:インドネシアのライドシェア(タクシー配車)
サービスのGo-JEK社に1億⽶ドルを出資。
JD.comのパートナー企業テンセントもGo-JEK社に
1億⽶ドルを出資。

2017年9月:タイの小売大手Central Group(セントラル・デパート、
ロビンソンなどを運営)とEコマース、フィンテックに関する
ジョイントベンチャーを設立。

2017年9月:JD.comの創設者、Liu Qiangdongがタイ英字新聞社
Nationとのインタビューで
「タイを東南アジア市場のベースとし、インドネシアをその他市域・
島のハブにする」
とコメント。

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