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アセアン地域におけるモバイルEコマースの成長可能性【タイ・アセアン各国:Eコマース】

モバイルアプリはEコマースの開発・成長において重要な役割を
果たしています。
GoogleとTemasekの報告によると、東南アジアの6大市場
(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、
タイ、ベトナム)には3億5000万人以上のインターネット
ユーザーがいます。

また、東南アジアの90%以上が、主にモバイルデバイスを
介してインターネットに接続しています。
スマートフォンがよりアクセスしやすくなり、
ネットワークが高速になるにつれてこの数字は上昇すると
予想されます。

GoogleとTemasekは2025年までにこの地域のEコマース市場が
1,020億米ドルに達すると予想しています。

各国でシェアを握るEC企業がモバイルコマースの競争に
参加しているなかで、iPrice Groupでは2019年第1四半期に
最も活発に使用されたモバイルショッピングアプリを
調査しました。

アプリ市場調査会社のApp Annie Intelligenceと提携し、
平均月間アクティブユーザー数(MAU)に基づいて
トップモバイルプレーヤーを特定しました。

Lazadaモバイルショッピングアプリは、フィリピン、
マレーシア、タイ、シンガポールの4カ国で
MAUトップでした。
ベトナムでは2位、インドネシアでは4位にランクされました。

2018年からLazadaは各国で絶えず進化する消費者の文化に
合わせ、アプリケーションを開発することに重点を
置いてきました。
アプリ内ライブストリーミングやImage Searchなどの
新機能があり、毎日50万人の顧客が約2,000万の製品を
探すために利用し、加えて、アプリ内ゲームShake Itを
使用しています。

Lazadaにとってのモバイル競合他社はショッピーです。
Shopeeはベトナムで1位、インドネシア、フィリピン、
マレーシア、タイで2位、シンガポールで3位となりました。

Shopeeも同地域でのモバイルアプリの重要性を認識しており、
国ごとに異なるアプリを用意することで「ハイパーローカライズ」
されたユーザーエクスペリエンスを優先し、2015年の設立以来
急速に成長するのを助けています。

もう1つの競争相手としてはTokopediaがあります。
同社はインドネシア市場で1位でした。
インドネシアはアセアン最大の経済規模・最大人口を
持つ国です。

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