高度産業人材を育成する民間企業は、タイ投資委員会
(BOI)からの恩典を利用出来るようになります。

民間企業が独自の人材育成アカデミーを設立するか、
大学と提携して労働者に高度産業人材を育成することで、
タイ投資委員会の恩典を享受できるとしています。

税制恩典は、高度技術の従業員向け
トレーニングプログラムを提供している企業でも
利用できます。
同恩典政策は高度人材および先端分野に焦点を当て、
同業界の労働力不足に対処するのが目的です。
タイ政府では大学に向けて民間企業と協力し、
人材育成を進めるよう促しています。

これら新しい恩典政策以外にも「テーラーメイド」の
投資政策、輸出刺激策、インフラ開発など、民間投資を
後押しする他の措置が進行中であるとしています。

また、タイ政府は輸出刺激策と並行して地方経済の発展を
強化する必要があるとコメントしています。
中長期的に、タイはGDPの70％までを占める輸出のみに
依存できない状況であるためとしています。

タイ政府はアメリカのドナルド・トランプ大統領が
2020年の大統領選挙で中国への攻撃を継続することが
予想されるため、米中貿易戦争は長引く可能性が高いと
しています。

タイ国内経済刺激策、政府および国有企業の投資および
インフラストラクチャプロジェクトの加速により、
タイ経済が2019年第4四半期に回復することを期待しています。