マレーシアの建設大手ガムダ(GAMDA)は、同国内で遊園地事業に
参入すると発表しています。

同社が開発する首都圏セランゴール州の住宅群
「ガムダ・コーブ・タウンシップ」でウォーターテーマ
パーク遊園地を着工しました。
投資額は3500万リンギで、同社が開発する大規模な
住宅エリア内に遊園地・テーマパークを建設していく計画です。

完成時期は2021年12月を予定しています。
広さは18エーカーで、熱帯雨林をテーマにしたウォーターパーク
開設を目指しています。
合計18のウォーターライド、50種類以上の国際料理と地元料理、
300mの流れるリバープール、プライベートカバナ付きの
ツインサーフビーチプール、シミュレートされたサーフィン、
インタラクティブなウォータープレイシステム、
ステージパフォーマンス等が提供されます。
3つ星または4つ星のホテルも併設されます。

2019年、ガムダ社は保有していた高速道路4本の権益を
マレーシア政府に売却しました。
資金が潤沢にあり、その一部を遊園地事業に振り向けると
しています。

ガムダ(GAMDA)は大手ゼネコン・土木建設会社です。
子会社を通じて土工工事を提供し、道路用建材の製造および
供給、採石場、道路敷設プロジェクトなどを運営しています。
また、工場と機械のレンタル、不動産開発、紙の製造と販売を
行っています。
2018年業績は売上45億6500万リンギ、純利益7億600万リンギでした。