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PRGコーポレーション(パトゥム・ライス・ミル・アンド・グラナリー)社は、10年以上ぶりに再構築を開始【タイ:食品】

袋入りの米「マーブンクロン」を生産するPRG Corporation(PRG)(パトゥム・ライス・ミル・アンド・グラナリーPatum Rice Mill and Granary)は、食品関連製品と物流を新たなコア事業として加え、10年ぶりの事業再編を発表しました。

PRGコーポレーション社は10億~20億バーツの初期投資を準備し、グループのサプライチェーンシステムをサポートする食品関連製品と物流サービスにおける潜在事業について、事業買収とジョイントベンチャーの両方を受け入れるとしています。

同社は2023年、調理済み食品、代替ミルク、機能性食品、植物性製品、病人用食事などを市場に投入する予定です。
今後5年間で、会社全体の売上高を50億バーツに倍増させる見込みです。

新型コロナの影響が収まった開国後に外国人旅行者が戻れば米の消費は改善されると見込んでおり、これまでバンコク都内のみを対象としていた包装米「マーブンクロン」を各地で販売する代理店を初めて起用する予定です。
また、より幅広い消費者にリーチするためにも4000万バーツを充当する予定で、タイの500億バーツ規模の包装米市場において、市場占有率を現在の6%から9%に引き上げ、2022年中に包装米のトップ3入りを目指します。

また、同社は、2022年に20億バーツ以上の売上を維持する見込みです。
そのうち8割は米穀事業で、残りはフードセンターなどからの収入となる予定です。
バーツ安の影響により、海外市場での売上比率は2021年の25%から2022年は35%にまで高まっていますが、同社はバーツが1米ドル=33~34バーツでより安定することを望んでいます。

PRGコーポレーション(パトゥム・ライス・ミル・アンド・グラナリー:PRG)社の2021年業績は、売上21億1300万バーツ、純利益4億1600万バーツでした。

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