タイの高級不動産開発のサンシリ（SIRI）では2013年後半の景気減速が
予想されるにもかかわらず投資金額と売上予測は下方修正しない340億バーツで、
予約済み売上は480億バーツとしています。

代表取締役のSrettha Thavisin氏は
英字紙The Nationのインタビューで健全に売り上げを確保していて
630億バーツ分の顧客引渡し物件金額が残っているとしています。
うちの340億バーツ分は2013年内に完了するとしていて年初からの
1月～5月で80億バーツ分が引き渡されているとしています。

タイ国内の顧客の傾向としては200万バーツ以上を購入するオフィスワーカー
の方と両親が大学近くのコンドミニアムを学生に買い与えるケースの2つが
顕著であるとしています。
結果としてはサンシリ社(SIRI)では銀行ローンの審査基準が厳しくなってきた
流れの影響をさほど受けていないとしています。

同社のメイン戦略として200万から300万バーツの物件価格を狙い、職場や大学に
近いエリアを狙っていくとしています。
代表的な物件としてシリラート病院、ジェーンワッタナーの政府機関複合施設近く
カセサート大学近くのパホンヨーティン通りの物件などを挙げています。
2013年度は69の住宅開発プロジェクト7500戸数を販売していく計画です。