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タイ電力公社が長期的な開発を進めると発表

タイの発電・送電をおこなうタイ電力公社(EGAT)では、年間4%増で成長する
持続的な発電能力を目指すとしています。
10年間の投資で発電容量を増加させ、再生可能エネルギーを1,735MWにする計画です。
大半が水力発電事業、残りが風力発電事業、太陽光発電事業、バイオマス発電事業と
なります。

タイの発電・送電をおこなうタイ電力公社(EGAT)では、年間4%増で成長する
持続的な発電能力を目指すとしています。

10年間の投資で発電容量を増加させ、再生可能エネルギーを1,735MWにする計画です。
大半が水力発電事業、残りが風力発電事業、太陽光発電事業、バイオマス発電事業と
なります。
2,800MWは石炭火力発電所の建設でKrabi県に造る計画です。
また他にSongkhla県でも建設します。

2014年時点でのタイ国内総発電容量は34,084MWで、EGAT自身が発電している
電力とIPPで発電された電力でそれらは一旦EGATへ戻され、配電します。
タイでは天然ガス火力発電が70%で石炭火力が2位となります。
しかし、石炭火力発電建設は地元住民が環境汚染の懸念から反対運動を行うケースが
多く、建設が進まない地域があります。

また、原子力発電所の建設計画もあったものの、福島原子力発電事故の影響を受け、
タイ国内における原子力発電所計画は白紙に戻っています。
実際に自然エネルギー、代替エネルギーで発電容量を増やす計画はあるものの、
EGATではそれらだけでは不十分であると認識しています。

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