タイの電力料金は2019年値上げ【タイ:エネルギー】

タイのエネルギー規制委員会(ERC:Energy Regulatory 
Commission)では、上昇を続ける燃料費をカバーするために
2019年1月より電気料金を引き上げています。

2018年9~12月のキロワット時あたり3.60バーツから
1.2%引き上げられ、2019年1~4月の間は3.64バーツと
なっています。

ERC事務局長Naruepat Amornkosit氏によると、
電力料金は2017年9月から2018年12月までの過去4年間で
安定しており、16ヶ月ぶりに上昇が決定されました。

同委員会では発電のための燃料価格高騰を受けて、
燃料料金(Ft)を1kWhあたり4.31サタンに引き上げることに
同意しましたが、電力料金の基本係数は3.76バーツ/kWhと
します。

電力料金レートには基本係数とFt料金が含まれます。
基本係数は発電所とグリッドシステムの設備投資に基づいて
計算されますが、Ftは発電コストから計算されます。

2018年時点でタイの発電エネルギー源は天然ガスが全体の
57%を占め、続いて石炭18%、再生可能エネルギー13%、
ラオスから輸入された水力発電12%となっています。

2019年5月~8月までに電力料金はさらに上昇する可能性も
あります。
タイ政府ではタイ発電公社(EGAT)に向けてラオスにある
3つの新しい水力発電所
Xe Pian Xe Namnoy水力発電所(354MW)、
Nam NgiebI水力発電所(269MW)、
Xayaburi水力発電所(1,385MW)の早期事業化を
指示しています。

水力発電プロジェクトの発電コストは1kWhあたり2バーツで
化石燃料の3.70バーツよりも低いため、3つの新しい発電所が
稼働することでコスト削減を見込んでいます。