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ASEAN最新動向

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マレーシアのテナガ、湾岸管理のインテグラックス社を買収する計画

マレーシアの電力大手企業テナガ・ナショナル
Tenaga Nasional Bhd(TNB)社の6億4400万リンギの
購入オファーにより、インテグラックス社Integrax Bhd(INTEG)の
株価が上昇しています。
同社株価はテナガ社の購入価格は1株2.75リンギでしたが、
すでに2.80リンギまで上昇しました。

インテグラックス社はマレーシアの湾岸管理企業で投資関連、
工業不動産、港湾管理ではペラクのLekir Bulkターミナル
(乾燥バルク)、Lumut Maritime ターミナル(乾燥バルク、液状バルク)
などを展開しています。
Integrax社は将来的にマレーシア証券取引所(BURSA)から
上場廃止する予定です。
Tenaga社はインテグラックス社の22.1%の株式を保有していましたが、
同社株式の大半取得を目指します。

テナガ・ナショナル(TNB)はマレーシア最大の電力発電企業で、
テナガとは、マレー語で「エネルギー」の意味です。
東南アジアで最大級の電力企業で、マレーシアで水力発電や火力発電、
送電・配電事業、インドネシアやインドなどでも事業を行っています。
同社の2013年度の通年の業績(8月末決算)は売上で427億9200万リンギ、
純利益では64億6700万リンギでした。

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