タイのインターナショナル・エンジニアリングは普通株式の増資を予定

タイのインターナショナル・エンジニアリング
International Engineering(IEC)社は
タイ証券取引所取引委員会へ報告書を提出し、
株主総会の決議に従って予定されている普通株式の
引き受けを進めることを通知しました。

203億株の新普通株式を付与することを決議しました。
当該株式は既存の株主にも割当てられ、既存の式1株に対し、
新株予約権1株が0.0125バーツのオファー価格で提供されます。
申込期間は11月23~29日に予定されています。

同社は資本増強の登録能力に不確実性が残っており、
また、一部の株主が資本増強に反対しているため
増資に関して検討中であることを表明しています。

同社の歴史は古く、設立は1922年です。
タイとカンボジアの国境を初めて結ぶバンコク~
アランヤプラテート鉄道の工事を請け負う建設会社として
事業を開始しました。
その後、トラクターメーカーCaterpillar社と提携し、
タイの建設市場を牽引しました。

1980年代初めには通信市場の可能性を見出し、フィンランド・
ノキア社ブランド携帯端末の最初の輸入国となりました。
1992年にはタイ証券取引所に新規上場を果たしています。

2010年、同社の前取締役がタイ証券取引所(SET)により横領容疑で
告訴され、それをきっかけに携帯販売・通信事業から発電事業へ
シフトしています。

しかし、事業成長が見込めずに2016年第1四半期までしか財務報告書を
提出出来ず、タイ証券取引所から監理ポストのサインを受けるまで
事業が低迷しました。
今回の資本増資スキームが成功しない場合、事業回復にはさらに
時間が掛かる見通しです。