インドネシアの石油化学大手、バリトー・パシフィック、企業解説

インドネシアの石油化学大手、バリトー・パシフィック
Barito Pacific(BRPT)は、株主割当増資で最大10億USドルを
調達すると発表しました。
同社オーナーが所有する地熱発電会社を傘下に収め、
大型投資に備え収入源を増やす計画です。

増資は2018年3月に実施する予定で、調達資金はインドネシアの
地熱発電最大手、スター・エナジー・グループ・ホールディングス
Star Energy Group Holdings社の株式取得に充てるとしています。
スター・エナジー社は2017年12月にバリトー・パシフィック社と
条件付き販売購入契約を締結しました。
再生可能エネルギー分野を中心とした長期的な発展のため、
資源産業を多様化・統合することを目指します。

バリトー・パシフィック(BRPT)社の創業者はプラジョゴ・
バンゲツ氏です。
合板・木材事業から石油化学、紙パルプ、不動産などへ多角化し、
創業20年ほどでインドネシア華僑グループ大手に成長しました。

ベトナムやパプアニューギニアなどでの森林開発事業、石油化学事業、
ジャカルタ市内に多数の不動産物件開発など幅広く展開しています。
2017年度業績は売上20兆5170億ルピア、純利益は7470億ルピアでした。

傘下子会社にはインドネシアの石油化学メーカー最大手
チャンドラ・アスリ・ペトロケミカル
Chandra Asri Petrochemical(TPIA)を保有しています。