タイ国民年金基金(NSF)は2018年度に120万人加入を目指す

2015年から開始したタイの国民年金基金National Savings Fund
(NSF)は、主にタイ人自営業者、農業生産者、タクシー運転手など
といったこれまで年金制度のない層を対象にしていて、
約3000万人が制度適用者となるとしています。

2017年度はおよそ100万人の加入を目指していましたが、
目標には届かず、2018年度は120万人の加入を目指すとしています。

タイ国民年金基金(NSF)は関連する政府系、地方自治体パートナーと
協力することで、加入者の増加を目指すとしています。
主な協力関係を築く組織として National Village and Urban
Community Fund Officeナショナル・ビレッジ&アーバン・
コミュニティ・ファンド・オフィス、Comptroller-General’s
Department会計監査人総裁部、Agriculture and Cooperatives
Ministry農業協同組合省、Student Loan Fund and the
Education Ministry学生ローンファンド・教育省などと提携し、
年金加入や支払を円滑に進められるようにします。

タイの国民年金基金National Savings Fund(NSF)には
2017年12月時点でおよそ52万人の加入者がいます。
同年金制度は加入対象者(5歳~60歳)から月額50バーツ
以上(年間で最大1万3200バーツ以内)を積立で行います。

15~30歳には年間600バーツ以内、積立金に対して50%を拠出し、
30~50歳には960バーツ以内で加入者が拠出した額の80%を拠出、
50歳以上には1,200バーツ以内で同100%を拠出することと
なっています。

年金を受け取る条件は以下4つの場合に可能としています。
60歳を超えた時点、身体障碍者になった時点、
同年金基金退会を希望した時点、死亡した時点。

同年金基金はタイにいるおよそ1000万~1800万人の自営業者が
退職時に安心した老後を過ごせるために設立されています。
積立資金はおよそ41億バーツとなっていて、20.3億バーツは
加入者からの積立資金、残りはタイ政府の国債、
政府系債券が投入されています。