タイのBOI政策の変更計画

タイ国投資委員会(BOI)が計画を立てていた新しい投資奨励制度が2014年8月に
プラユット陸軍司令官が議長を務める本会議へ提出され、2015年-2021年7カ年
計画として、ようやく大筋で承認されました。

タイ国投資委員会(BOI)が計画を立てていた新しい投資奨励制度が2014年8月に
プラユット陸軍司令官が議長を務める本会議へ提出され、2015年-2021年7カ年
計画として、ようやく大筋で承認されました。

今回の7カ年計画では、タイ国の競争力強化、高付加価値産業の育成、中所得国の
罠からの脱却と高所得国への移行が目標に掲げられています。

今回の新制度は2013年と2014年でタイ国内外の投資家達の間に議論を巻き起こし、
その後20カ月以上、進展することに不安が走り、反対意見も数多く出ました。
現行の投資奨励枠は基本2014年までとなり、BOI事業申請書を年末までに出せれば
有効となる予定です。

基本、新7カ年計画でも、現行の投資奨励と同様に次の7事業が投資奨励対象となり、
第1類 農業および農産品からの製造業
第2類 鉱業、セラミックス、基本金属 第3類 軽工業品
第4類 金属製品、機械、輸送機器 第5類 電子・電気機器産業
第6類 化学工業、紙およびプラスチック 第7類 サービス、公共事業

となる予定です。ただし一方で、投資奨励の承認基準は
1)包括的な投資奨励から優先分野への投資奨励への移行
2)産業別恩典からメリット(事業が与える効果)別恩典への移行
3)ゾーン制度の廃止と産業クラスター形成推進への移行などに変更されます。