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みずほ銀行、フィリピンの銀行買収の交渉終了

みずほフィナンシャルグループはフィリピンの銀行バンク・オブ・
コマース(BOU)の過半数株取得に向けた協議を打ち切ったことを
発表しています。
買収額:5億ドル前後から引き下げることが出来ないため、
交渉終了となったとしています。
同銀行は複合企業サンミゲル・コーポレーション傘下で、
フィリピン国内資産規模15位となっています。

バンクオブコマースBank of Commerce銀行はブランドBankComで
知られていて、本部はSan Miguel Properties Centerにあります。
1963年設立で、2007年にサンミゲル・コーポレーションが34%の
株式取得を皮切りに2009年に過半数を取得しています。
http://www.bankcom.com.ph/
みずほ銀行以外にも、三菱東京UFJ銀行が2015年6月にフィリピン政府系の
商業銀行ユナイテッド・ココナツ・プランターズ・バンク(UCPB)の
民営化を巡り、国内外の金融機関12社ほどが買収に名乗りを上げている
一つとなっています。

UCPBの企業価値は5億ドルで、資産規模は国内銀行で9位。
支店数は228店で、ほぼ半数が首都マニラに集中しています。

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