日経アジアレビューでフィリピン上場企業10社が選定される【フィリピン:大手企業】

日経新聞によって選定されたNikkei Asian Reviewの第3回年次
リストAsia300 Power Performers Rankingでは、
フィリピン上場企業10社が選ばれました。

日経アジアレビューNikkei Asian Reviewでは、
企業の成長性、収益性、効率性、財務健全性の4要素に基づき、
ランク付けされた企業を分析し、日本の上場企業を除いたアジアの
11経済圏(中国、韓国、インド、アセアン各国など)で
急成長している企業の325社を集めています。

フィリピンに本拠を置く上場企業としてリードするのは、
42位にランクされた不動産開発企業、アヤラ・ランドAyala Land
(ALI)でした。
同社は5年間平均収入成長率と平均純利益成長率で39位と
なりました。

アヤラ・ランド(ALI)はフィリピン国内最大手の不動産開発企業で
大規模開発を得意とし、住居不動産開発、オフィスビル開発、
商業施設開発、工業団地開発、ホテル・リゾートの管理などを
手掛けています。
住居ブランドはAyalaland Premier、ALVEO、Avida、Amaia、
BellaVitaなどがあります。

アヤラ・ランドに続き高いROIで57位にランクされた低価格航空
会社のセブ・エアー(CEB)は、セブ・パシフィック・エアーの
オペレーターです。
同社は国際・国内航空輸送機関として国内57都市、国際37都市で
展開しています。
基幹空港はマニラにあるNinoy Aquino International Airport
(NAIA)ターミナル3・4などです。
また、セブ島ではMactan-Cebu International Airport、
Diosdado Macapagal International Airport(DMIA)、
Davao International Airportなどで運航しています。
同社が保有するのは52機体で主にエアバス社のAirbus A319、
Airbus A320、ATR 72-500、Airbus A330などです。

61位はDMCI Holdings Inc.でした。
複合企業でエンジニアリングなどを手掛けるDMCIホールディングス
(DMC)は、ROEと純利益対売上比が堅調に推移し、ランキング61位を
獲得しました。
同社は石炭、エネルギー、不動産、建設、ニッケル鉱業を展開します。

上場関連子会社にセミララ・マイニング&パワー(SCC)を保有し、
石炭採掘・セメント・発電などを展開しています。
不動産部門のDMCI Homes、建設部門のDM Consunji Inc、
鉱業部門のDMCI Mining Corpなども展開しています。

DMCIホールディングス(DMC)を経営するのは華僑系財閥、
コンスンジ・グループです。
フィリピン最大手ゼネコンDMCIを中心としてインフラ事業や
不動産開発などを展開し、フィリピン国内の9割の炭坑を
保有しています。

63位はSM Primeでした。
小売店舗などを展開するSMプライム(SMPH)は、2017年度23位
から2018年63位に下落しています。
同社は主に商業施設・映画館・不動産開発を手掛けていて、
シー財閥はヘンリー・シーHenry Sy氏率いる華僑系財閥が
保有しています。
同財閥はフィリピンの大手商業銀行であるBanco De Oro(BDO)や
フィリピンの小売り最大手SM Groupを展開しています。

74位はフィリピン国内ファストフードの巨人である
ジョビリー・フーズJollibee FoodsCorp(JFC)でした。

79位はGTキャピタル・ホールディングス(GTCAP)でした。
銀行・不動産・発電・自動車などを手掛ける複合ビジネス企業です。

85位に同じく複合ビジネス企業であるメトロ・パシフィック・
インベストメント(MPI)がランクインしています。
同社は上水・配電・道路などの事業を展開しています。

91位にJGサミット・ホールディングス(JGS)がランクインしました。
食品/農業・金融・不動産を展開していています。
フォーブスランキング上位のジョン・ゴコンウェイ氏が率いる
財閥です。

94位はユニバーサル・ロビナ・コーポレーション(URC)でした。
食品・菓子の大手企業でこちらもゴコンウェイ財閥が率いています。

96位はアヤラ・コーポレーション(AC)でした。
同社は不動産・ホテル・金融・保険・通信など多岐に渡るビジネスを
展開しています。