タイの小売り大手、セントラルグループは中進国の罠脱却を目指す

タイの小売り大手セントラルグループCEOである
Tos Chirathivat氏は中進国の罠脱却を目指すとの方向性を
提言しています。
タイ国民一人当たり所得は5,000~6,000ドルで、
その上にはマレーシアや韓国が位置します。

タイ人の国外への旅行者数は600万人以上となりました。
消費金額は1700億バーツと2014年度比+10%アップしています。

過去では5%経済成長を続けてきたタイですが、ここ数年は2~3%台の
成長となり、タイ政府としてもイノベーションや地域の活性化を
進めなければ成長が難しいステージとしています。
特にタイ国内に占める割合の多い農民、農業への支援が重要であると
しています。

タイの小売業の規模はタイ国内GDPの25%を占めていて、
セントラルグループ社はタイ政府が推進する”Pracha Rath”
プロジェクトにも強い関心を示しています。

同社では戦略的エリアで中小企業のサポート、
近隣国境付近での開発観光や教育セクターのサポート支援などを
進めます。
また、地方の農家を支援するためにバリューチェーンを通じた
サポートを進め、地方の農産物はマーケットプレイスで小売店を
つなげコミュニティの成長を促します。

タイ証券取引所(SET)に上場しているセントラルグループ2企業の
2015年度業績は、セントラルパタナー(CPN)売上266億2100万バーツ、
純利益78億8000万バーツ、セントラルプラザホテル(CENTEL)
売上192億9100万バーツ、純利益16億7500万バーツでした。