タイのクルンタイカードでは不良債権率低下を目指す方針を維持

クルンタイ銀行が出資するKrungthai Cardクルンタイカード
(KTC)は、2016年度は個人ローンの申請が増加すると見ていますが、
不良債権率は維持させる方針です。
タイ国内経済は不透明な状況が続くと分析しており、中間層、
サラリーマン世帯へのローン審査率を厳しくした状態に保ちます。

ローン会社の不良債権率は業界平均5.2%ですが、
KTC社の平均不良債権率は1%と大変低いレベルでキープされています。

個人消費に関してはタイ国内景気鈍化の影響もあり、
各世帯とも大きな消費に関して慎重になっています。
個人向けローン業界では2016年1月時点でローン総額3220億バーツと
前年同期比+3.3%で増加しています。
銀行からの借入が1560億バーツ、ノンバンクからの借入が1650億バーツ
となっています。
タイ中央銀行のデータ発表では、15年度末時点の個人向けローンは
総額3240億バーツ、+3.8%増になったとしています。

KTC社の2015年度業績は売上134億4300万バーツ、
純利益20億7200万バーツでした。
個人向けローンは前年比+11%増で185億バーツとなっています。
対象者は90%がサラリーマン、10%が個人事業者です。
顧客ベースが740,000件あり、その半数がアクティブな顧客であると
しています。
16年度は新規に146,000件の獲得、売上201億バーツを目指します。