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タイ、ペチャブリー県のスプラウェン・エナジーは排水からの発電事業へ

ペチャブリー県のスプラウェン・エナジー19Supraween Energy One 
Nine社(未上場)はアメリカ資本企業と共同で工業用・農業用排水
からの発電事業を進めます。
事業認可がされれば、ペチャブリー県での持続可能なビジネスモデル
の一つになると期待されています。

メリットとして県が安く発電費用を抑えられる、排水からの無駄な
エネルギーから収益を生み出せる、他の発電装置に比べ安く設置できる
ことの3つを挙げています。

タイ国内エネルギー資源の多くは天然ガス、石油、石炭などに
依存しており、今後は自然エネルギーやリサイクルエネルギーを
効率よく利用する機械・装置の導入が広がると分析しています。
タイ政府も2008年~2022年の代替エネルギー開発計画
Alternative Energy Development Plan(AEDP)で同内容を
提案しています。
同計画では2022年度までに全エネルギー利用の20%は代替エネルギー
からの利用を目標としています。
そのためタイ証券取引所上場の多くの企業でも太陽光発電・
風力発電事業などへ参入しています。

タイ政府エネルギー省は2030年までに総電力量の5%に相当する
5,347MWの電力を再生可能エネルギー源から発電するという目標を
設定し、中期目標として08年から22年までの代替エネルギー開発計画
(AEDP)を組み込みました。

AEDP計画は22年までに再生可能エネルギーによる電力が占める割合を
最終エネルギー消費量の20%にまで高めることを目指しています。
再生エネルギーの定義はバイオマス、バイオガス、ごみ、太陽光、風力、
小規模水力となっており、大規模水力は含まれていません。

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