タイの工業団地の概要、タイ工業団地公社に関して

タイ全国には数多くの工業団地があり、首都圏では難しい大規模工場、
大規模倉庫、大規模設備などの多くがバンコク中心部から車で
1~2時間の距離にある場所で展開されています。
工業団地内では基本的に水道、電気、ガス、排水などの設備が
整っており、製造業企業は賃貸または購入により事業運営が
可能になります。

工業省公社であるタイ工業団地公社(IEAT)が所有している工業団地
だけでも47カ所、このうち公社が直接運営管理しているのは11カ所、
民間企業との合弁事業により運営管理しているところは36カ所と
なっています。

タイ工業団地公社(IEAT)は工業省管轄の公社であり、タイ全国の
工業団地の開発と運営を通じてタイ国内の工業・製造業の発展を
広めることを目的にしています。

タイの土地法では外国人は土地所有が認められていませんが、
タイ投資委員会BOIの奨励企業に認定された場合は所有することが
可能です。
また、タイ工業団地公社(IEAT)が開発した工業団地に入居することに
よっても土地を所有できます。

タイで最初に工業団地が設立されたのは1967年バンコク郊外の
バンチャン工業団地でした。
その後、工業団地を造成し管理させる機関として1972年に
タイ工業団地公社(IEAT)が設立されました。
その後1979年タイ工業団地公社法が成立。
1991年・1996年に計2回改正されました。

タイの工業団地には2種類あります。
①IEATが管理する工業団地で、IEAT自身が造成したもの、
民間が造成・販売したもの。
②民間がBOIの投資奨励を受けて造成・販売・管理も行うもの。

また、IEAT管理の工業団地は1979年タイ工業団地公社法40条により
”Industrial Estate”と称することが可能です。
しかしIEAT管理でない工業団地はIndustrial Estateの名称使用が
禁じられているため、”Industrial Park”などの名称を
使用しています。