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フィリピン航空がクラーク~セブなど8つの新航空ルート開設

フィリピン証券取引所(PSE)上場企業のフィリピン航空(PAL)は、
2017年の第1四半期にクラーク~セブなど8つの新しい航空ルート
開設を発表しました。
1週間に4回のフライトで利用者増加に合わせるとしています。
クラーク~ダバオのフライトも2月に開始し、毎週3回運行されます。

セブからの新航空ルートは、セブにリンクされているマニラを除き、
12の国内空港をつなぎます。
同社ではマニラでの中継移動を必要とせずに目的地に到着するための
新しい航路線を導入します。

フィリピン航空(PAL)は1941年設立の長い歴史を持つ航空会社で、
フィリピンのナショナル・フラッグ・キャリアです。
本社はパサイ市でマニラ首都圏内のニノイ・アキノ国際空港が
ハブとなっています。
子会社のPALエクスプレスも展開しています。

1998年に会社更生法を申請したため、厳密には設立57年で、
旧フィリピン航空の歴史は途切れていましたが、その後も
投資家変更しつつ歴史とブランドを維持しています。

2012年にサンミゲルは100%子会社であるサンミゲル・
エクイティ・インベストメントを通じ、PALホールディングス
(PAL)へ49%の間接出資を行いました。
PALグループ支配率は、ルシオ・タン氏グループが51%、
サンミゲル・グループが49%という状況が続きましたが、
2014年ルシオ・タン氏グループがPALグループ49%の買い戻し
を要求、サンミゲルのラモン・アン社長もこの要求受け入れに
合意し売却しました。
2014年末時点のPALホールディングス(PAL)の出資は
トラストマーク・ホールディングスが89%でルシオタングループ
が大株主に戻っています。

フィリピン航空(PAL)の2015年度業績は売上1080億6400万ペソ、
純利益58億7000万ペソでした。

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