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タイ商務省・農業省は共同でデータセンターを使用し農業4.0を目指す

タイ商務省はタイ農業省と共同で農業4.0のコンセプトの下、
統一されたデータセンターを使用し農産物作物価格の下落を防ぎ、
付加価値を創造する計画とゾーニングプロジェクトを立ち上げます。

近年、タイの地方までスマートフォンや通信網が行きわたり、
IT技術の恩恵が得られるようになったことが背景にあります。
農業供給側とタイ国内需要に合わせた試験的な取組みが可能に
なったとし、両省で保有しているビッグデータを活用していきます。

同データセンタープロジェクトではタイ農産物価格の大幅な
変動の抑制、付加価値の提供などを目指します。
コメ、天然ゴム、パーム油、キャッサバ、トウモロコシなどの
タイ国内で生産される主要商品の分析に使用される計画です。
また、各農作物の農園・プランテーション面積、生産水準、
市場がどれくらい購入したいかもデータ表示されるとしています。

タイ農業省は2017年、森林、漁業、畜産および農業サービスに
おける価値の上昇により、農業部門GDPが前年比5.3%増加した
ことを報告しました。
同部門は2018年も好調で成長率+3~4%増と予想されています。

2017年12月トウモロコシ・コーン豆加工生産の企業
サン・スイートSun Sweet(SUN)社が上場しています。
同社はタイ北部でトウモロコシ、加工コーンなどを
“KC”ブランドで販売しています。
2016年業績は売上 16億7500万バーツ、
純利益1億1100万バーツでした。

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