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タイのロビンソンはEEC開発に向け5年間で150億バーツを投資

タイ大手百貨店、セントラル・グループ傘下のロビンソン
Robinson(ROBINS)は、タイ東部経済開発回廊
Eastern Economic Corridor(EEC)地域と2次地方都市
拠点への投資を進めるため、5年間で150億バーツ以上を
投資する計画を発表しています。

これはセントラル・グループの5年間投資計画
(2000億バーツ相当)の一部であり、2017年度95万平米
であったロビンソンデパートの商業面積を5年内に
120万平米まで引き上げるのが目標です。

1か所あたり平均30億バーツを投資しロビンソンデパートを
2~3ヵ所新設し、既存店の改装や新しい土地を取得するための
投資も行います。

新規出店に関してはまだ成長の余地がある地方都市、
国境に近い地域に焦点を絞ります。
2018年第3四半期にはチョンブリ県で新しく
ロビンソン・ライフスタイルセンターを開設予定です。

新支店はアマタシティ工業団地の隣接地区に位置し、
36,000平方メートルの販売スペースを展開します。
タイでは47番目のロビンソンデパートであり、
ライフスタイルセンター型のデパートとしては21番目の
支店になります。

タイ東部地域は都市化、観光業の拡大、工業部門の強さ
などにより、他の地域よりも成長力が高まり発展する
可能性を秘めています。
ロビンソンはタイ東部地域ではラヨーン県、チャンタブリー県、
チャチェンサオ県で1店ずつ、チョンブリ県では2店、
合計5店舗を展開中です。
2018年第3四半期以降、チョンブリ県では3店舗目が
オープンすることになります。

同社の2017年業績は売上308億6000万バーツ、
純利益27億4100万バーツでした。
自社ブランド製品も強化していて、2017年の売上比率
11.3%から、2022年には全体の20%に上昇させると
しています。

また、ロビンソンは2018年にオンラインチャネルへの
積極的拡大を計画しています。
タイ全国に広がる支店とオンラインショッピング
(https://www.robinson.co.th/)で「Click and Collect」
ショッピングシステムを開設し、オンライン・オフラインでの
ショッピング体験を統合していきます。

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