サイアム・セメントグループの18年第1四半期業績は増収減益

タイ最大のセメントメーカー・石油化学大手のサイアム・
セメントグループThe Siam Cement(SCC)では、
為替バーツ高のため2018年業績純利益が472~477億バーツ
(前年比5~6%成長)を上回る可能性は低いと懸念しています。

同社売上の40%は海外向け・輸出となっているため、
バーツ高はリスクとなります。
サイアム・セメント(SCC)社の2018年第1四半期業績は、
売上が前年同期比2%増の1,810億バーツ、
純利益は前年比29%減の124億バーツとなりました。

同社はドルに対し前年同期比10%以上バーツが高くなった
ことが業績に影響したと述べています。
第1四半期に輸出額の50%近くを為替ボラティリティ管理の
ため、通貨ヘッジを使用していましたが、純利益は下がったと
コメントしています。

2018年通年予想ではタイのインフラ整備事業について好調な
見通しを示しており、また、アセアン諸国セメント需要が
前年比2~3%増の3,840万トンに伸びるとの見通しを受けて
海外向け事業も好調になると見ています。

2018年通年の投資計画では企業合併・買収の予算を含む
600億バーツの予算を策定し、第1四半期は予算の
90億バーツを支出しました。

サイアム・セメントグループ(SCC)では顧客・主要機関との
協力強化に重点を置き、高付加価値(HVA:High-Value-Added)
製品および高付加価値サービスの開発を続けています。

同社HVA製品およびサービスの売上高は2018年第1四半期に
458億バーツで5%増加し、総売上高の39%を占めました。