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タイのTPIポレン・パワーは4つの廃棄物発電事業獲得を目指す【タイ:エネルギー】

タイ国内セメント大手TPIポレンの子会社で発電事業を
展開するTPIポレン・パワー(TPIPP)では、
4つの廃棄物発電事業獲得を目指しています。

同社はタイ最大の廃棄物発電(WtE:waste-to-energy)
事業者であり、廃棄物発電事業4入札のうち少なくとも
1つのライセンスを獲得する予定です。

まずはバンコク都庁が管理するオンヌット地区と
ノンケーム地区の埋め立て地に2つの廃棄物発電所
(合計40MW)を開発し、稼働させる入札に参加します。

また、地方のナコンラチャシマー県とソンクラー県の
廃棄物発電事業(それぞれ10MW発電容量規模)での
入札を提出しています。
今回の入札結果は新政権樹立後、2019年後期に
発表される見通しです。

TPIポレン・パワー(TPIPP)社では今後も廃棄物発電プラント
を運営するため新技術を採用し、将来的に新しい入札に
対応するための効率と生産性を向上させるとしています。

同社は発電施設メンテナンスや修理、発電施設ユニットを
停止したときの効率を上げるため、発電機用に3ユニットの
新しい焼却炉とボイラーを設置する投資予算に6000万USドル
(19億バーツ)を割り当てました。

同社は2019年時点で総容量440MWの発電所を運営しています。
今後さらに400MW規模の発電所を運営する計画です。

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