タイのEC市場競争激化でプレイヤーは独自化・差別化を図る【タイ:Eコマース】

タイのEC市場では競争が激しくなり、大手ECプレイヤーのみが
生き残れる状況になりつつあります。
そのため、タイ地場企業は差別化を図り独自機能を
提供する必要に迫られています。

タイのEC取引事業者は、金融、マーケティング、物流インフラ、
倉庫、システムといったいくつかの分野において強力で巨大な
市場プレイヤーからの圧力を受けています。

グローバルなECプレイヤーは非常に高い価格競争力を
持っているため、手数料や配送料などの負担を抱えることが
可能です。
シンガポールに本拠を置くShopee社はゲーム会社、
SEAの子会社です。
同社は決済手数料無しで無料配送を提供しています。

Alibaba傘下のLazada社は、タオバオ(淘宝網)コレクション
という手頃な価格の中国製品をタイ消費者へ提供しています。

その他、2018年8月にはJDセントラルが新規参入を
発表しています。

既存のローカルEC企業ではレッドオーシャンでの競争を
避ける動きがあります。
タイ通信大手、トゥルー(TRUE)傘下のWeloveshopping.
comは、CPグループや通信系のサポート事業へシフト
しています。

Tarad.comではTCC Groupに51%の株式を売却した後、
ユニバーサルコマースサービスを提供し、手数料の代わりに
追加サービスなどから収入を得ようとしています。

中規模EC事業者のLNW MallはECソリューションに焦点を
当てています。
同社はタイのEC市場は競争が厳しく最終的に1~2社の
巨大プレイヤーしか残らないと分析しており、販売者への
マーケティングサポートなどで収入を得るモデルへ
切り替えています。