マレーシア新政府のインフラ計画と金融政策の見直しに関して(1)【マレーシア:インフラ】

マハティール新首相の就任後、様々な事業や開発プロジェクトの
見直しが始まり、クアラルンプール市長は開発中止の事業
10プロジェクトを公表しました。

首都クアラルンプール市が予定していた開発計画について、
Mhd Amin Nordin Abdul Azizモハド・アミン・ノルディン・
アブドルアジズ市長は、10プロジェクトの見直し・中止を
発表しています。

その中の一つ、KL City Hallはおよそ10億リンギの予算でした。
他の9プロジェクトはまだ開始されていないため中止選定されたと
しています。

また、Greater KL-Klang Valleyに関しては開発中止を
否定しつつ、大型道路、駐車場開発、スポーツクラブなどが候補と
なっていて詳細はこれから詰めるとしています。

マハティール新首相はマレーシア首都圏と半島東海岸を結ぶ
東海岸鉄道事業についても延期か中止の方向で検討しています。

マレーシア東海岸鉄道The East Coast Rail Link(ECRL)
プロジェクトは総工費が最大約700億リンギ(1兆9000億円以上)
と予想される大規模事業であり、これを遂行する財政的な余裕は
ないと判断しています。

同プロジェクトは2016年に計画が浮上し、マレーシア半島の
西海岸から東海岸を結ぶ高速鉄道になる予定でした。
南シナ海側のタイ国境近くからマラッカ海峡までマレー半島を
東西横断する形で、クアラルンプール近郊と東西の重要港を
結ぶ総距離約680キロの一大プロジェクトとして既に一部の
計画が進んでいました。
2017年には路線と23駅の設置計画概要が発表、2024年に
完成予定とされていました。