タイPTT傘下のグローバル・パワー・シナジーはグロー社の買収を決定【タイ:エネルギー】

タイ国営石油(PTT)傘下で発電・電力事業部門を手掛ける
グローバル・パワー・シナジー(GPSC)は、タイ国内での
電力需要拡大に対応するため、同業企業の買収を
決定しています。

グローバル・パワー・シナジー(GPSC)社は2018年6月に
タイの独立系発電会社、グロー・エナジーGlow Energy
(GLOW)社の株式69%を1415億バーツで買収すると
発表しました。

グロー・エナジー(GLOW)の親会社であるフランスの発電大手、
Engie SA社と合意しています。
残りの株式については同価格で株式公開買い付けを実施する
予定です。

今回の買収額に関し1株当たり96.50バーツの価格で
購入したことを受けて、GPSC社の株価は購入金額が高過ぎる
として下落の方向へ反応しています。
同社では買収資金について、タイ国内ローカル銀行より
1425億バーツを借り入れると発表しています。

グローバル・パワー・シナジー(GPSC)社では、2018年10月に
グロー・エナジー(GLOW)社の株式69.11%を取得する予定です。
長期的には685億バーツの社債を発行し、資本金も増資していく
方針です。

グローバル・パワー・シナジー(GPSC)社は2015年に
タイ証券取引所に上場しました。
太陽光発電、水力発電、蒸気、工業用水などのユーティリティ
サービスを手掛けています。
2017年業績は売上212億8900万バーツ、
純利益31億7400万バーツでした。

今後の戦略ではタイ国内の再生可能エネルギー市場シェア
10%を超えることを目指し、また海外部門でもエネルギー事業を
拡大する方向です。