マレーシア政府系企業、テナガ・ナショナルはトルコのガマ・ホールディングと協議【マレーシア:エネルギー】

マレーシア政府系電力会社、テナガ・ナショナル(TENAGA)では、
トルコの複合財閥、ガマ・ホールディング社と傘下会社、
ガマ・エネルジ社エネルギー部門の株式50.5%売却について
協議中であると発表しています。

2015年にガマ・エネルジ社の株式30%を2億4300万ドルで
買収したテナガ・ナショナル(TENAGA)は、債務を保有する
ロシアの銀行VTBなどと交渉を続けています。

ガマ・ホールディングはトルコで地下鉄建設、道路建設、
発電所建設などを手掛ける大手企業です。
子会社、ガマ・エネルジは石油、セメント、石油化学、
天然ガスなどの事業を展開しています。

ガマ・ホールディングは1959年に建設会社として発足し、
2003年にホールディング化されました。
工業プラント、エネルギー、観光部門などを手掛ける企業を
26社以上展開し、売上の多くが建設部門からになります。
同社は2018年時点で抱える10億ドル規模の債務再編の
一環として20金融機関と協議しています。

そのグループ会社のひとつであるガマ・エネルジ社は、
水力、風力、天然ガスを利用した発電プラントから
トルコを含め周辺国に1,100 MW以上の電力を発電・
供給しています。

テナガ・ナショナル(TENAGA)は東南アジアでも最大級の
電力企業です。
マレーシアで水力発電や火力発電、送電・配電事業を
行うほか、インドネシアやインドなどでも事業を
行っています。
テナガとはマレー語で「エネルギー」の意味です。
2017年業績は売上445億3200万リンギ、
純利益73億6800万リンギでした。