STエンジニアリングは米ゼネラル・エレクトリック子会社を買収【シンガポール:製造】

シンガポール証券取引所(SGX)上場の政府系企業、
シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリング
(STエンジニアリング)(S63:STE)では、米系ゼネラル・
エレクトリック子会社のMRAシステムズ(MRAS)を
6億3000万USドルで買収すると発表しています。

STエンジニアリングはSTグループの中核企業で、
特に航空系エンジニアリングを得意としています。
航空宇宙、電子機器、土地開発、海上分野の計画、
サービスを行う総合エンジニアリング企業です。
本社はシンガポールにあり、シンガポール証券取引所内でも
大手企業となります。
同社は世界に23,000人の従業員を抱え、24ヶ国46都市に
100社以上の子会社、系列会社を展開しています。

今回の案件では米子会社のビジョン・テクノロジーズ・
エアロスペースが実際の買収に当たるとしています。

MRAシステムズ(MRAS)は航空機エンジンを収納する航空機部品・
エンジンナセルのメーカーです。
STエンジニアリングは買収を通じてMRAシステムズの技術、
知的財産を取得する予定です。

ゼネラル・エレクトリックではジェットエンジン、発電所、
再生可能エネルギーに注力し、その他の業務は売却や縮小する
戦略を採ることを決定しています。
そのためSTエンジニアリング社側では新しい事業域に
参入機会が生まれるとして購入を決定しました。

STエンジニアリング社は2018年8月にシンガポール陸上交通庁から、
同社電子部門STエンジニアリング・エレクトロニクス社と
電機大手シーメンスの現地法人とのコンソーシアムにて
地下鉄と高架鉄道の鉄道インフラ管理システムの開発・導入を
受注したことを発表しています。