メディアグループのウツサン・ムラユ(マレーシア)はコスト削減を決定【マレーシア:出版サービス】

統一マレー国民組織が管理するメディアグループの
ウツサン・ムラユ(マレーシア)(5754:UTISAN)社は
財務的制約のためにコスト削減を決定し、
リストラクチャリングの一環としてスタッフ1,500人の
半数以上に自主退職スキームを提供していくとしています。

上級会長、Datuk Abd Aziz Sheikh Fadzir氏を含む
幹部の決定としておよそ800名のスタッフへ段階的に
解雇通知を出し、それを受け入れるかどうかの選択肢が
与えられます。

ウツサン・ムラユ社の年次報告書によると
同社の負債総額は2017年12月末時点で3億2817万リンギ、
前年2016年度の3億222万リンギから増加しています。
2017年業績は売上2億4500万リンギ、
純利益-750万リンギでした。

同社は印刷、新聞、広告、雑誌、書籍出版などの
大手企業で、4つの新聞Utusan Malaysia、
Mingguan Malaysia、Kosmo!、Kosmo! Ahadや、
雑誌4ブランドMastika、Saji、Infiniti、Wanita
などを発行しています。
ITやマルチメディア、文房具、輸送なども
展開しています。

同社は2018年8月にメイバンク・イスラム銀行および
バンク・ムアマラット・マレーシア社への支払い不履行後、
マレーシア証券取引所(BRUSA)からPN17会社(資金難企業)
に分類されました。

Practice Note 17/2005(PN17)は、企業の株式資本が
払込資本の25%を切っている場合や、子会社や関連会社が
閉業している場合、監査法人が財務帳票などを監査して
不適正と表明した場合、元本やローン返済がデフォルトと
なった場合、すでに営業停止もしくは事業展開がみられない
場合など、いずれかの状況に陥った企業に対してブルサ・
マレーシア(マレーシア証券取引所)が発行し、
財務改善を義務付けるものです。