マレーシアの高齢者人口増加に関して【マレーシア:医療・介護】

Economic Outlook 2019によると、マレーシアは高齢者増加に
よる負の影響を緩和するため60歳定年退職年齢を再考するなどの
政策を検討する必要があります。

2017年時点でマレーシアの65歳以上の人口は全人口の約200万人
(6.3%)でした。
世界保健機関(WHO)の定義に基づき、人口の7%が65歳以上である
「高齢化」社会に入る可能性が高まっています。

総人口は3170万人、15歳~64歳の人口は2206万人、15歳以下は
764万人でした。
女性1人が生涯に産む子供の数(合計特殊出生率)は1.9名、
平均寿命は男性72.3歳 女性77.2歳でした。

高齢化社会は、生産性・労働人口・貯蓄率に影響を与え、
マレーシア国内経済成長に圧力をかけることになります。

マレーシアは2020年に高齢化社会に入る問題に
直面していますが、出生率減少は女性の労働市場参加が
増え、労働生産性向上に寄与するため、経済成長は長期的に
安定しているという見方もあります。

マレーシアはアセアン地域の中でも、また中国、日本、
韓国と比較しても女性労働参加率が最も低い状況です。

アジア太平洋地域の新興市場におけるムーディーズの
調査によると、女性と男性の労働参加率の差を50%まで
縮めることは、労働力の減速の1.7%ポイントを相殺する
可能性があります。

マレーシアの2017年の労働参加率は女性54.5%、
男性80.1%でした。
このギャップが縮小されれば、労働力は130万~1603万人
増加すると見られています。

2018年5月、クアラルンプール郊外ペタリンジャヤに
日系介護施設第一号がオープンしました。
日本で介護施設を運営するメディカル・ケア・サービスが
マレーシアに33床のグループホーム型有料老人ホームを
開設しました。
施設名は「Takahashi Legentd Care Retirement Home」です。

現地企業との合弁事業で、民家を改造して中規模の
有料老人ホームとして経営します。
日本のグループホームをモデルとした中所得者向け施設で、
日系企業としては初めて「ケアセンター」の現地ライセンスを
取得しました。