インドネシア証券取引所は制度改革によりアセアン地域上位を目指す【インドネシア:金融】

インドネシア証券取引所(IDX)では海外からの投資家を誘致し、
アセアン地域における証券取引所としてのランクを上げるため、
決済時間を短縮し上場要件を緩和するとしています。

インドネシア証券取引所(IDX)を管理するPT Bursa Efek
Indonesiaの所長Inarno Djajadi氏によれば、
制度変更によって1日の取引額が現在の8兆ルピアから
9兆ルピア(6億1400万USドル)になる見込みです。

インドネシア証券取引所(IDX)では2018年11月より株式取引の
決済時間が3日⇒2日に短縮され、タイ、ベトナムなどの
地域取引基準に合致させる予定です。

また、債券取引のための電子プラットフォームを構築し、
上場要件を大幅に削減してスタートアップ企業向けの別の
ボードを創設すると発表しています。
決済時間が短くなれば流動性の面から証券業界全体に
利益をもたらし、リスクヘッジの必要性を減らすことで
海外投資家の効率化を図ることができるとしています。

インドネシア証券取引所(IDX)では米国の金利上昇により、
新興国の証券市場で金利が引き上げられたことで
ジャカルタ総合指数は2018年に7%下落しています。
IDXでは2018年内に35億USドル近くの新規株式上場を目指し、
海外から投資家を誘致しようとしています。

インドネシア証券取引所(IDX)全体の時価総額は
2017年時点でおよそ4587億USドル(51兆円)です。