アユタヤ銀行傘下の消費者ローン、クルンシリ・コンシュマー、企業解説【タイ・金融/銀行】

クルンシリ・コンシュマーはアユタヤ銀行(BAY)傘下の消費者ローン
企業です。
同社では2018年度のクレジットカード申込数目標が達成できない
可能性をコメントしています。

理由として、一部の顧客セグメントで融資承認がより
厳しくなったため、同社顧客のカード支出が下回ると
見込んでいます。

クルンスリ・コンシューマー社の総クレジットカード支出額は
前年比9%増の3,000億バーツを超えると予想されていますが、
2018年の年初目標3,200億バーツを下回るとしています。
特にマスマーケットで資産の品質を管理するため、
より厳格な融資承認が必要となったことを挙げています。

同社のクレジットカードローンと個人融資ローンはそれぞれ
2018年目標を達成する見込みです。
クレジットカードローンの融資総額は750億バーツ、
個人ローンの融資総額は600億バーツです。

新規顧客数は前年比+8%増の80万口座を記録するとしています。
新規顧客全体のうち45万口座がクレジットカード保有者であり、
残りは新しい個人ローン口座となります。

同社は両口座の無担保ローン商品不良債権(NPL)の数字には
満足しているとコメントしています。
同社のクレジットカード不良債権比率は業界平均1.7%に
比べて約1.0%と低い状態です。
個人ローンのNPL比率は2.0%を上回っていますが、
業界平均3.0%よりも低くなっています。

クルンスリ・コンシューマー社では貸出額拡大に伴う
貸出基盤の拡大、リスク管理強化などの自社事業戦略が
不良債権比率管理において重要な要素だとしています。