デンマーク資本、インターナショナル・サービス・システムはタイ事業を閉鎖【タイ:アウトソーシング】

タイ国内大手施設サービス会社であるデンマーク資本の
インターナショナル・サービス・システム(ISS:NASDAQ上場)
は、タイ国内での営業を停止する方向であると発表しています。
また、同時期に12の国と地域でも事業停止を進める方向です。

デンマークに本拠を置くインターナショナル・サービス・
システム(ISS)は、今後2年間の事業計画の中で事業の
複雑性回避とリスク低減を目指すとしていて、
契約中の顧客数はおよそ半分に減ると予想しています。

タイ以外の12カ国の中にはフィリピン、マレーシア、ブルネイ、
ブラジル、チリ、イスラエル、エストニア、チェコ共和国、
ハンガリー、スロバキア、スロベニア、ルーマニアなどが
含まれます。
世界中で契約中のおよそ49万人の従業員(清掃員、警備員、
メイドなど)は、39万人まで削減される見通しです。

デンマークのコペンハーゲンを拠点とする同グループは
世界70カ国以上で活動しており、清掃、警備、不動産管理、
メイドサービスなどの公共および民間企業や組織へ
アウトソーシングサービスを提供しています。

今後は戦略を大きく切り替え、高利幅・マージンの
事業よりも長期的に安定した事業へ投資する方針です。
なかでもアウトソーシング業界の最新技術に追いつくため、
ロボットのような技術にも投資していくとしています。

1901年に設立された同社は世界有数のアウトソーシング
企業へ成長しています。
2014年にはNASDAQ OMXに上場しました。
スウェーデンとフィンランドの証券取引管理会社である
OMX証券取引所は2008年に米国のNASDAQと経営統合し、
NASDAQ OMXとなり、現在ブランドは「Nasdaq」に
統一されています。
2017年の同社売上は799億デンマーク・クローネでした。