タイの中堅金融機関が統合を検討【タイ:金融】

タイのタナチャート・キャピタル(TCAP)傘下の
民間商業銀行タナチャート銀行と、
旧タイ軍人銀行の流れをくむTMB銀行(TMB)は
合併に向けた協議に入った事を発表しています。

この発表後、タイ証券取引所ではタナチャート・
キャピタル(TCAP)が3.81%、TMB銀行(TMB)は
+0.87%株価が上昇しています。

TMB銀行はオランダの金融機関、ING Bank NVが
最大株主で25%を保有しています。
また、タナチャート銀行はカナダの金融機関、
ノヴァ・スコシア銀行が株主に入っています。

タイ財務省では両行から個々に合併協議の報告が
あったことを認めていて、今後協議を進めていくと
コメントをしています。
この他にタイ財務省傘下の財政政策局(FPO)および
タイ国家企業政策局(Sepo)が加わり、二行の合併に関して
協議します。

2018年9月末時点でTMB銀行の総資産は8731億バーツ、
タナチャート・キャピタルの総資産は1兆183億バーツです。
両行が合併すると、三菱UFJグループ傘下アユタヤ銀行(BAY)
の総資産2兆932億バーツに近づく規模となります。

タナチャート・キャピタル(TCAP)傘下のタナチャート銀行は、
過去タイ証券取引所に上場していましたが現在は
非上場化しています。

同グループ内にはThanachart Securities、Thanachart Asset
Management、Thanachart Insurance、TS Asset Managementが
あります。
リース部門でRatchathaniLeasingの65%を所有しています。

TMBはその完全所有子会社であるPhayathai Asset
Managementと、35%分だけ所有するTMB Asset Managementを
保有しています。
両行が合併することで傘下の子会社も影響を受けることが
予想されています。