SCアセットは西日本鉄道と住宅不動産開発【タイ:不動産開発】

タイのシナワトラファミリー財閥が所有する不動産開発会社、
SCアセットコーポレーション(SC)は、西鉄グループと共同で
2019年にラップラオ交差点近くに高級マンションプロジェクト、
“Crest”を立ち上げると発表しています。

SCアセット(SC)の2020年以降ロードマップは他の
不動産カテゴリーへの投資も含まれ、同提携は将来の
合弁事業までつながるとコメントしています。

福岡に本社を置く西鉄グループは西日本鉄道株式会社を
中核とする85社で構成されています。
同グループの事業は大量輸送(バス・鉄道)、不動産、流通、
国際物流まで幅広い分野を網羅しています。

SCアセットと西鉄は12億バーツの登録資本金で合弁会社、
SC NNR1 Coの設立を発表しました。
出資比率としてSCは55%、西鉄は45%を保有します。
最初の合弁事業であるクレスト・コンドミニアムは、
バンコクの一等地で将来の公共交通機関接続ポイントとなる
ラップラオ交差点近くの敷地1.9ライです。

西鉄グループの住宅事業部門上級執行役員である堀江氏は、
タイは日本と似た文化で社会的・経済的成長を遂げていると
コメントしています。
西鉄グループはこれまでアメリカ、ベトナム、インドネシアへ
海外進出しています。

Asia Plus Securities Coの研究部門担当副社長、
Therdsak Thaveeteeratham氏は、日本企業との合弁事業が必要な
タイ不動産開発企業の資金調達を支援するとしています。
同氏は「1997年の金融危機以前、タイの開発者のD/Eレシオは
10~11倍もの高さだった」とし、
「外国のパートナーを持つことでリスク分散させることができる」
と述べています。

また、2019年のタイ国内需要は弱くなると見られているため、
外国企業とのパートナーシップにより外資系バイヤーから
新たな需要を引き出す可能性があるとしています。
さらに、タイ国内ではタイ中央銀行の新たな貸出制限や金利の
上昇など、今後多くのマイナス要因があるとしています。