タイの国家予算枠組み2020年度は3.2兆バーツ、総選挙は3月24日に決定【タイ:政治】

タイ政府は2019年1月に2020年度(2019年10月~20年9月)の
国家予算枠組みを承認しました。
歳出規模は前年比6.7%増の3.2兆バーツとなっています。

歳入は7.8%増の2兆7500億バーツで、予算上の赤字は前年と
同じく4500億バーツとしています。
タイ国内総生産の2.4%分となります。

同予算枠組みはGDP成長率が3.5%~4.5%のプラス成長、
インフレ率1.5%~2.5%になる想定で策定しています。

また政治では、タイ選挙管理委員会は軍事政権から
民政移管するための総選挙を2月24日の予定から1カ月延期し、
3月24日に実施すると発表しました。

タイでは2014年5月にクーデターによる軍事政権が実権を掌握し、
民政移管のための総選挙は度重なる延期ののち2019年2月24日予定と
されましたが、2019年5月の国王戴冠式を控えた王室の関連行事準備
日程などと重なるため、軍事政権は1カ月延期する可能性を
示唆していました。

日程延期を繰り返した総選挙実施がようやく固まり、
選挙運動が解禁されています。
総選挙の焦点としては、事実上の軍政延命政権をタイ国民が
認めるか否かが問われています。

軍事政権の代表であるプラユット氏は親軍政政党の支持を
受けて再任を目指す計画です。
対するタクシン元首相派前与党のタイ貢献党は約5年ぶりの
政権奪還を目指すとしています。