マニラ電力(Meralco)は電気料金を引き上げ【フィリピン:エネルギー・発電】

フィリピン証券取引所(PSE)上場企業のマニラ電力
(MER:通称メラルコ)は、電力調達コスト上昇により
電気料金1キロワット時(kwh)あたり0.5682ペソの値上げを
実施するとしています。

フィリピンのエンドユーザー側は、200kwh以内消費の
ケースで114ペソまで上昇します。
2019年2月以降、メラルコがすべてのコスト要素を考慮に
入れ請求する料金は、前月額9.8385ペソ/kwhから10.4067ペソ
/kwhに増加します。

電力料金上昇の理由は主に電力供給契約に基づいた
電力卸売スポット市場(WESM)と発電プラントの高コスト化に
よるものと説明しています。
また、いくつかの大規模発電所が定期的な保守停止を
実施したため、ルソン島域内の電力供給条件が厳しく
なったためとしています。

独立発電事業体の96%はドル建て払いを要求されていて、
ペソ-ドル為替レートの影響も受けています。
電力供給の割合では、公益事業会社はその電力供給の
18%をWESMから確保しています。
また、IPPからの電力供給は45%、残り37%は民間発電
会社とのPSAからでした。

マニラ電力(MRE)はフィリピン最大の電力会社で、
一般的にはメラルコ(MERALCO)として知られています。
マニラ首都圏とメガマニラ圏を構成する周辺都市などを
含む22市と89自治体への電力分配権を所有しています。
2017年業績は売上2825億5600万ペソ、
純利益203億8400万ペソでした。