インドネシアのセラミック産業に関して【インドネシア:製造業・建材】

インドネシアのセラミック産業の見通しは少し上向きになると
しています。
近年、インドネシアのセラミック産業は、同国の不動産建設
部門の成長鈍化に悩まされています。

また、中国系の同業他社が中国国内市場飽和のため
東南アジア進出を進めており、セラミック製品を安価で
提供しています。
しかしインドネシア政府は2018年9月に中国系製品の輸入を
抑制するため、セラミック製品やその他の様々な製品に高い
輸入関税を課すことを決定しました。

セラミックタイル製品の輸入関税に関する特別規制が3年間
施行される予定です。
この規制に基づき、製品価格+23%の輸入関税が1年目に
課されます。
2年目には関税が+21%、3年目にはさらに19%となる
予定です。

同規制により、インドネシアのセラミック業界4社の
Arwana Citramulia社、Mulia Group社、
Gemilang Mitra Sejahtera社、Jui Shin社は、
新しいセラミック工場への投資を決定しました。

新施設拡張などを含めると、インドネシアの年間設置
セラミック生産能力合計は2019年末には6億2000万平米を
はるかに超える規模まで成長する見通しです。

中国は世界でトップクラスのセラミック生産量があり、
2017年総生産能力は64億平米でした。
インドは10.8億平米、ブラジルは7.9億平米となっています。

インドネシア証券取引所(IDX)上場企業
アルワナ・シトラムリア(ARNA)は、「Arwana」、
「UNO」などのブランドでセラミックタイルを
製造販売しています。
2017年業績は売上1兆7329億ルピア、
純利益1208億ルピアでした。