シンガポールのSTエンジニアリングは宇宙技術の合弁会社を設立【シンガポール:製造業】

シンガポール証券取引所(SGX)に上場するSTエンジニアリング
(STE:S63)は、衛星および宇宙技術探求のため合弁会社を
設立しました。
新合弁会社、STエンジニアリング・ジオインサイトは高度な
地理空間分析を提供します。

STエンジニアリング(ST Engineering:Singapore Technologies
Engineering)はSTグループの中核企業で航空機保守、
修理サービスを提供する航空エンジニアリング大手です。

同社のエレクトロニクス部門がシンガポールの国防研究開発
部門組織であるDSO National Laboratoriesと、衛星画像に
基づく分析、情報製品、付加価値サービスを提供する
合弁会社設立に合意しました。

STエンジニアリングの投資額、約410万Sドルは51%の
出資分となり、残り49%はDSO National Laboratoriesが
保有します。
低コストの小型衛星の設計、開発、製造および運用のための
潜在的な宇宙ビジネスチャンスを追求するため、
新しい宇宙技術を活用する予定です。

共同声明によると、衛星からの画像情報を利用し、
建設、海事などのインフラ開発プロジェクトのリアルタイム
変化の遠隔検出や農業では収穫量向上のための
精密農業マッピングなど、より迅速なビジネス決定を可能に
するタイムリーな地理情報、グローバルな需要増大に対処する
情報分析サービス提供を目的としています。

STエンジニアリング社はこの合弁会社設立により
地理的サービスと新しい宇宙技術を商業化するために業界の
パートナーと協力しながら、シンガポールの宇宙エコシステムを
強化するとしています。
同社2018年業績は売上66億1900万Sドル、
純利益5億1200万Sドルでした。