シンガポールのウィルマー・インターナショナルは増収減益【シンガポール・マレーシア:農業】

ウィルマー・インターナショナル(F34:Wilmar)は
2018年第4四半期業績が売上110億9900万USドル、
純利益2億92万USドルと前年比で半減したと
発表しています。
この結果、2018年業績は売上444億9700万USドル、
純利益11億9500万USドルでした。

第4四半期の業績発表後に同社株価は4%以上
下落しました。
主にオーストラリアの製糖企業に関連する引当金の
ためとしています。
2018年10月~12月期の決算で同社はオーストラリアで
ののれんと製粉資産のため1億3860万ドルの減損引当金を
出しました。

1991年に設立されたウィルマー・インターナショナル
(F34)は、シンガポール証券取引所(SGX)に上場する
アジアの代表的アグリビジネスグループです。
アブラヤシ栽培、油糧種子破砕、食用油精製、
消費者向け食用油加工販売、特殊脂肪製品、油脂化学製品、
バイオディーゼル製造、穀物加工・販売などを行っています。

500以上の製造工場と、中国、インド、インドネシア、
その他約50カ国をカバーする広範な流通ネットワークを持ち、
約9万人を雇用する多国籍企業です。

ライバル企業としては、シンガポールの農産物商品
トレーダーであるオーラム・インターナショナル
(O32:Oram)社があります。
2018年9月期までの業績は売上220億1860万Sドル、
純利益2億7400万Sドルでした。

1989年に設立された農業総合商社で様々な農産物を扱っています。
ナッツ類(カシューナッツ、ピーナッツ)、豆類、ゴマ、香辛料、
飲料原料の農産物(コーヒー豆、ココア、シアバター等)、
穀類、コメ、小麦、砂糖、牛乳などの加工食品、
繊維原料、綿花、羊毛及び毛織物などです。